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子どもの商売体験プロジェクト、浦和美園・埼スタで石焼き芋屋出店

昨年の大宮駅東口イベントでの石焼き芋屋出店の様子

昨年の大宮駅東口イベントでの石焼き芋屋出店の様子

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 子どもとともに農業体験と、収穫した農作物を販売する商売体験・マネー教育を行うプロジェクト「あきないキッズ」が、1月10日、埼玉スタジアム2002(さいたま市緑区美園2)の南広場で開催される「さいたま市みんなのアプリワールド」に出店する。

子どもが自由にPOPを作り販売を工夫する

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 見沼田んぼ地域(さいたま市緑区三浦)で跡継ぎが不在で遊休耕作地となっていた約2反5畝(約2,500平米)の畑を活用して、サツマイモをはじめとした農作物を作り、それらを市内で販売する同プロジェクト。

 主催している星野邦敏さんは、「サツマイモの苗は1本40円前後が相場。それを5月中旬~下旬に植えて10月中旬~11月中旬に収穫する。1本の苗から3~5個の芋ができるので、サツマイモのまま販売すれば1個200~300円くらい、焼き芋にして販売すれば1個300~900円くらいになるので、粗利率も高い。自分に子どもが生まれて、生まれ育った地域の田畑の風景を残しつつ、物を作って売る商売の体験を子どもにしてほしいと思った」ことから同プロジェクトを始め、3年目となる。昨年11月に大宮駅東口で開催された「鉄道ふれあいフェア」では、30人以上の子どもたちとその親が販売体験を行い、1日で13万円以上売り上げたという。

 「商売の基本は、物を作って売るか、物を仕入れて売るか、と感じている。私はさいたま市緑区のサラリーマン家庭で生まれ育って、小さい頃の原体験には決まった日にお小遣いやお年玉をもらうくらいしかお金との接点が無かった。27歳で1人で3万円を元手に商売を始めた時も初めは勝手が分からなかった。ゼロから億単位の年商規模の会社に成長するまでに10年以上も掛かってしまい、創業して今年で20年目になり振り返って思うこととして、もし初めから原体験としての知識や経験があればもっとやり方があったと思っている。子どもの頃の体験の1つに『商売をしたことがある』ことが、その子の将来の何かに繋がれば」と星野さん。

 「子どもの頃の原体験として、自分で物を売った思い出があれば、将来に自分の判断で何かの行動をする時にも敷居が下がると思うし、小さい頃から商売に接することで見え方が変わって物事を考える選択肢の幅も広がると思う。将来に起業しなくても、何かあったら転職や副業(複業)をいつでもできるという自信や精神的安定にも繋がれば」とも。

 基本は畑で収穫したサツマイモを焼き芋として販売するが、大きすぎたり小さすぎるサツマイモは詰め放題として販売する予定。

 「さいたま市みんなのアプリワールド」は11時~16時。子どもの商売体験は午前と午後でグループを分けて1回約2時間30分として開催する。イベントで焼き芋販売の商売体験をしたい子どもは「あきないキッズ」ホームページより募集している。参加費は無料。

 「畑で採れたサツマイモも残りが限られてきたので今年度は最後のイベント出店になるか、参加できてもあと1イベントくらい。時間と興味が合えばぜひ販売する側としてもご参加いただければ」と呼びかける。

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