「北浦和阿波おどり」が9月27日、北浦和駅西口商店街で行われた。
北浦和西口商店街で行われたワゴンセール1周年記念イベントとして1978(昭和53)年に始まり、今年で44回目を迎えた同イベント。今年は地元の「北浦和阿呆(あほう)連」を中心に10以上の連が出演した。
会場の商店街には、開始前から多くの地域住民が訪れ、沿道は観覧客で埋まった。店舗の軒先や窓から演舞をのぞき込む人や、店内から声援を送る姿も見られた。演舞中には、観客が飛び入りで踊りに加わる場面もあった。
催しは13時に開幕し、地元小学校の金管バンドによる音楽パレードで始まった。14時に阿波おどりが始まり、各連は法被や浴衣に身を包み、編みがさや鳴り物と共に商店街を進んだ。地域で活動する子ども連の出演もあり、若い世代が舞台を盛り上げた。
実行委員長の原田喜一さんは「多くの地域住民に参加していただき、地域に貢献ができた。今後も伝統を守りながら、世代を超えて楽しめる祭りにしていきたい」と話す。