浦和コルソ(さいたま市浦和区高砂1)1階で2月6日、県内の福祉作業所15カ所が参加して手作りクッキー即売会「クッキーバザール」が始まった。
障がいのある人たちが作業やレクリエーションを通して生きがいなどを見いだせる場として設置された作業所、埼玉県内でも400カ所ほど存在する。
同イベントは、そうした作業所の中でもクッキーの製造を作業に取り入れた作業所15カ所が参加して、年1回開催されている。作業所の商品企画などを手掛ける「クッキープロジェクト」(大宮区)が主催する。
3台並べられたワゴンには各作業所で手作りされたクッキーが並ぶ。
商品は全て手作りで、バレンタインの贈り物としてメッセージをパッケージに刻み込んだ「友チョコクッキー」や、商品の監修も手掛けるパレスホテル大宮(大宮区)主催の焼き菓子コンテスト優勝の「狭山茶クッキー」など。
「多くの作業所で作られた商品は質的に優れていても流通する手段がまだまだ確立されていない。こうしたイベントを通じて、より多くの人に商品の良さを知ってもらえれば」と広報担当の谷居さん。
営業時間は10時~20時。今月8日まで。