冬季限定で開場する沼影公園アイススケート場(さいたま市南区沼影、TEL 048-861-9955)で2月4日・17日、ナイトイベントが開催される。
例年12月中旬から2月中旬まで営業する同スケート場。広さは1800平方メートルで、夏はプールとしても利用されている。10月から水を抜いてスケートリンクの準備を進めてきた。同スケート場の会田孝志所長は「毎年、温暖化の影響でリンクの氷が溶けやすいと懸念していたが、今年のさいたま市の最低気温は氷点下の日が多く、氷の状態がとても良い。夜間にリンクにお湯をかけて傷などを整えるが、きれいに仕上がる。日中も溶けにくいので滑りやすいはず」と話す。一方で「寒すぎるのか、晴れていても例年と比べて来場者が少なめ。この時期、来場者は多い日で2000人だったが今年は1500人くらい」とも。
友達と訪れていた10歳の女の子は「今年もスケートを楽しみにしていた。前回より早く滑れるようになった。日差しがあるとポカポカしてくるので、上着を脱いだ」と笑顔を見せた。
ナイトイベントでは、中学生までは光る指輪、高校生以上は光るフィンガーライトを各先着150人に無料配布。最初の30分間は照明を落として、光を放ちながらスケートリンクを滑走できるようにする。会田さんは「昼間は青空の下で、夜は光の中で滑るのが楽しい。今年のリンクのコンディションは最良なので、冬場のスポーツとして楽しんでいただきたい」と話す。
開催時間は19時~20時30分。料金は大人=640円、高校生以下=310円。貸し靴料は360円。通常の営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は20時30分まで)。今シーズンの営業は2月18日まで。