さいたま市浦和区にある浦和コミュニティセンター第14集会室(浦和区東高砂町11)で7月31日、セミナー「第50回大往生の勉強会」が行われる。
「大往生」するために必要なことを元気なうちから学ぶ目的で開かれる同セミナー。50回目の今回は「死後事務」について学ぶ。
死後事務は死後に残るさまざまな事務手続き。具体的な手続きや費用を学ぶことで、もしものときの心配を軽減し、「この世に自分が生きた証」を残すことができるという。
主催するのはライフ・アンド・エンディングセンター。全ての人が福祉社会の下に安心して暮らせることを目指し活動するNPO法人。特に高齢者の暮らしについては、元気に社会生活ができる時から、終のすみかに至るまで、人間らしく生き生と暮らせるように支援する。
同イベントで講師を務める理事長の須齋美智子さんは「これから多くの方が他界される『多死時代』を迎えようとしている。死後事務委任契約には望まぬ形の最期になることを防ぐ効用がある。参加してともに考えてみてほしい」と話す。
時間は14時~16時。定員73人、資料代700円。申し込みはライフ・アンド・エンディングセンター(TEL 048-855-1238)。