浦和区にある浦和コミュニティセンター(浦和区東高砂町 11)で7月2日、「第2回 知る識(し)るさいたま~介護について知ろう~ 十年介護 車椅子の母と過ごした奇跡の時間」が開催される。
浦和コミュニティセンターで行われる「知る識(し)るさいたま~介護について知ろう~ 十年介護 車椅子の母と過ごした奇跡の時間」
同イベントは町亞聖さんから話を聞き、介護についての知識を深めることを目的に開かれる。町さんはフリーアナウンサーで、脳障害のため車いすの生活を送っていた母と過ごした10年の日々、そして母と父をがんで亡くした経験をまとめた著書「十年介護」を小学館文庫から出版。医療と介護を生涯のテーマに取材、啓発活動を続けている。
「知る識るさいたま」はさいたま市の情報を知り、幅広く発信することを目的に有志の市民で企画運営を行うイベント。5月7日にはさいたま市の現状をテーマ別に専門家から聞く「さいたま市の今を知ろう!」を開いた。
企画運営を行う都築理美さんは「これから10年の間に後期高齢者が現在の約2倍となる。この高齢化がどういうことで、それをどう支えていくかをみんなで考えたい。介護になったらもうおしまいではない。必要以上に恐れたり、悲観したりする必要もない。介護を正しくみんなで受け入れ、生活していくことができる地域にしていきたい」と話す。
開催時間は18時30分~21時(開場は18時15分)。参加費は500円。定員は100人。