ショッピングセンター「ウニクス浦和美園」(さいたま市岩槻区美園東2)が3月9日、オープンした。開店から大勢の人でにぎわっている。
ウニクスは、埼玉県を中心に10施設を展開しているショッピングセンター。施設名の「ウニクス」は英語の「ユニーク」の語源になったラテン語で「一つしかない、比類のない」の意味が込められている。浦和美園は、区画整理地内で埼玉高速鉄道始発駅ということもあり、不動産でも注目を浴びているエリア。
1階に大手食品スーパー「ヤオコー」や「くまざわ書店」、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」、2階にバラエティ雑貨の「ダイソー」やカフェ「タリーズコーヒー」のほか美容室、歯科医院など生活に必要な店舗が並ぶ。浦和レッズのホームスタジアム「埼玉スタジアム2002」も近くにあり、浦和レッズのオフィシャルグッズを扱うサテライトショップも新設された。
店舗は横並びで出入り口が建物の外の通路側に面しており、店内まで陽が射して明るく、出入りしやすい作りになっている。乳幼児を連れた母親らが「外国のおしゃれな商店街みたい。ここだけで用が済んで、子どもがいると便利」と笑顔で話していた。
ヤオコーに買い物に訪れた60代の夫婦は「品ぞろえが多くてうれしい。目の前の鉄板で卵焼きを作って見せてくれたり、料理のレシピもくれたりするので楽しい。つい買ってしまう。お総菜も豊富で、置き方も見やすい」と喜ぶ。
同施設の広報担当者は「地域に密着した商業施設になることを考えて企画し準備を進めてきた。居心地の良い空間づくりを大切にしていきたい。毎日が楽しく便利で、気軽に利用していただけたら」と話す。
営業時間はテナント店舗により異なる。