浦和駅東口の大丸浦和パルコ店が来年7月をもって閉店する。
同店は、2007年10月に開業した浦和パルコのテナントとして、デパ地下の魅力を備えた「食の専門大店」として営業。地域の住民にも愛されてきたが、オープン以来目標を下回り営業赤字が継続しているという。
昨年4月、同店内に北野エースが出店するなど話題を呼んだが、11月には浦和駅に隣接する形でアトレ浦和がオープン。テナントにもスーパーが複数出店するなど周辺の競争が激化している。そうした経営状況の中、今後の黒字化が難しいと12月27日、親会社であるJ・フロント リテイリングが2017年7月末日(予定)での閉店を発表、同店ウェブサイトでも告知された。現在の従業員8人については、配置転換により雇用を継続する。
浦和パルコ店の地上階テナントはこれまで通り営業。閉店後のテナントについては現時点で未定という。