さいたま市南区鹿手袋にある「ヘルシーカフェのら」「BABAラボ工房」内で10月30日・31日、「第7回しかてぶくろ縁づくり市」が開催された。主催は「しかてぶくろ界隈（かいわい）を笑顔でいっぱいにしようの会」（さいたま市南区鹿手袋7、TEL 048-799-3214）。

BABAラボ工房内で販売の様子

　会場ではクッキーやコーヒーなどの飲食物や小物の販売、マッサージやワークショップ、表の駐車場では七輪で焼いた野菜の販売など多彩なブースが出展。親子連れを中心に多くの参加者が訪れた。

　会場となっている「ヘルシーカフェのら」は16畳のフリースペース「のら広場」を持つレストラン。地産地消の手作り料理とスイーツを提供しており、赤ちゃん連れでも安心してゆっくり食事ができる。

　同カフェの新井純子さんは「今回は初の秋の開催で、2日連続。思った以上に人が来てくれてほっとしている。のらとBABAラボをこの地域の多くの人に知ってほしい。そのためにはもっと回を重ねてやっていきたい」と語る。

　隣接するもうひとつの会場である「BABAラボ」は、おばあちゃんや子育て中のママ達が、ミシンや刺繍など自ら制作に関われる商品を製作販売している。また、コラボ製品の企画販売、ワークショップの企画運営も行っている。

　「毎年このイベントにはいろいろな出展者が参加してくれて、さまざまな縁がつながっている。今後も継続していきたい」とBABAラボの横地真子さん。

　同イベントは今回で7回目。両店の大家である小峰弘明さんは「地域への発信がきちんとできていなかったので、これほどたくさんの人が来てくれたことは純粋にうれしい」と笑顔で語った。