住宅街にあり冬季限定で開場するる沼影公園アイススケート場(さいたま市南区沼影2、TEL 048-861-9955)が家族連れや友達、カップルでにぎわっている。
快晴となった1月7日は、青空の下、太陽の光が輝くリンクに元気な声が響いていた。手すりにつかまって滑る人や父母に手を引かれてゆっくり滑る子ども、友達と追いかけっこをする姿も見られた。
1990年12月にオープンした同スケート場は1800平方メートルの広さで、夏はプールとしても利用されている。10月初旬から水を抜いて足場を格子状に組み、床を張り、通した配管に冷却水を流し、水を凍らせてリンクを作っている。期間中も毎夜、氷を張って滑りやすいように整えている。リンクの周囲には休憩用のベンチがあり、ストーブも用意する。
同スケート場の会田孝志所長は「屋外なので天候に左右されるが、この時期が一番にぎわう。昨年は約2000人が来場した日もあった。誰もが安全で快適に滑れるよう、いつもリンクに目を光らせてスタッフが見回りをしている。初めての方も安心して遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。
けが防止のため手袋は必ず着用。スケート靴の貸し出しは16センチからで、保護者の同伴があれば未就学児も滑ることができる。
小学生女児を連れた父親は「スケートは20年ぶり。近所にあるなんて知らなかった。気付いたら4時間も滑っている」と話していた。
開場時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は20時50分まで)。料金は、大人=640円、小学生~高校生=310円。貸し靴料は360円。今シーズンの開場は2月19日まで。