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武蔵浦和で「リーゼント刑事」が防犯講演 闇バイトや詐欺の対策を伝授

 「南区防犯講演会」が2月10日、武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所7)で行われ、区民ら約150人が参加した。主催は南区と南区防犯パトロール協議会。

 「南区防犯講演会」が2月10日、武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所7)で行われ、区民ら約150人が参加した。主催は南区と南区防犯パトロール協議会。

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 「南区防犯講演会」が2月10日、武蔵浦和コミュニティセンター(さいたま市南区別所7)で行われ、区民ら約150人が参加した。主催は南区と南区防犯パトロール協議会。

記念撮影に応じる秋山さん

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 区民の防犯意識を高めるため毎年開催している同講演会。今年は講師として、元徳島県警捜査1課警部で犯罪評論家の「リーゼント刑事(デカ)」こと秋山博康さんが登壇。「元刑事が南区民全員に伝えたい! シン・防犯対策」と題し、近年全国的に被害が増えている特殊詐欺や闇バイト強盗をはじめ、少年犯罪、違法薬物など身近な犯罪をテーマに、自身の警察官時代の実話を交えながら最新の傾向と対策を語った。

 平日昼間の開催にもかかわらず満席となった会場には、60代以上の高齢者の姿が目立った。秋山さんが「闇バイト強盗は素人の集団。騒いだら殺される可能性が高いため、万が一、家に侵入されても絶対に騒がないで」「警察官を名乗る振り込め詐欺も増えている。電話やメールでお金や口座の話が出たら、全て詐欺だと思って」などと注意を促すと、参加者は熱心に聞き入っていた。

 講演を聴いた神明自治会長の大瀧信和さんは「元警察官の秋山さんならではの貴重な話を聞くことができた。私も日頃から防犯パトロールをしているが、今日の話を踏まえ、より安全な地域を目指して頑張っていきたい」と話していた。

 南区役所総務課防災・防犯係の山内裕真さんは「埼玉県警によると、2024年に県内で発生した特殊詐欺の件数は約1600件で、被害金額は約69億円と前年より増加している。オレオレ詐欺、還付金詐欺、SNSを使った詐欺など手口はさまざま」とし、「そうした中、自分は大丈夫、私はだまされない、と思っている人はまだまだ多い。犯罪の専門家の話を聞くことで、人ごとではない、いつ自分もそうなるか分からない、と気付いてもらえたらありがたい。一人一人の防犯意識が高まることが、南区全体の治安向上につながるのでは」と話す。

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