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さいたま・浦和を着物で歩く「着物さんぽ」 街に展示されたアート、ゆっくり鑑賞

前に開催した大宮氷川神社での様子

前に開催した大宮氷川神社での様子

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 さいたま市内を着物で散歩する「第三回さいたま着物さんぽ」が浦和駅西口周辺で3月11日、開催される。

前に開催した大宮氷川神社での様子

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 着物の愛好家らが主催している同イベント。1回目は昨年の秋に大宮氷川神社を歩き、2回目はさいたま新都心で開催した。これまで約30人が参加し、回を重ねるごとに増えている。今回は、浦和駅西口周辺で年一度行われる市民主体のアートイベント「美術と街巡り・浦和」を楽しみながら、着物の装いで歩く。

 鑑賞する作品は、埼玉会館や旧中山道周辺のカフェ、商店など23カ所に展示された地元美術家らの絵画やオブジェ。11時に浦和駅西口を出発し、街を自由に歩いて作品を楽しむ。途中、15時15分に埼玉会館に集合して記念撮影も。

 主催者の一人、雑誌のライターをする岩瀬菜美さんは、仕事で着物の取材をした時に魅力を感じ、着付け教室に通うようになった。日本の文化である着物を普段でも着る人が増えるような街になればと気の合う仲間で企画しているという。「イベントは気軽さがモットー。参加者同士が着物姿を撮影し合ってSNSに発信するなど自由に楽しんでいる。浦和の裏門通りや旧中山道沿いの建造物など着物が似合う撮影スポットがたくさんありそう。着物は形式に捉われない自分らしい装いで」と話す。

 岩瀬さんは「着物で街を歩くと背筋が伸びて気持ちがすがすがしく、いつもの景色まで違って見える。街の良さを再発見するかも。時間の途中での参加や退場でも、初めての方も大歓迎。気軽に着物でアートに触れてみては」と呼び掛ける。

 参加無料。昼食に参加する場合は、フェイスブックページで事前申し込みが必要。

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