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北浦和のビアバーが独自のビール提供 「さいたまダービー」に思い込め

さいたまダービーに向けてビールを造った店のスタッフら

さいたまダービーに向けてビールを造った店のスタッフら

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 北浦和駅西口で国産クラフトビールを提供する「BEER HUNTING URAWA(ビアハンチングウラワ)」(さいたま市浦和区北浦和4、TEL 048-711-1700)が8月3日、独自に造ったビールの提供を始めた。

オレンジをつぶして仕込みをするスタッフ

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 全国各地のクラフトビールをたる替わりで8種類用意する同店。2015年11月、店主の小林健太さんが開いた。以前はグルメ情報サイトで飲食店や料理などを紹介していた小林さんが、実際に飲んで「選び抜いた」クラフトビールを仕入れているという。

 小林さんは、さいたまダービー(浦和レッズと大宮アルディージャの対戦)の時期にオリジナルのビールを造っている。今回は、大阪府箕面市の「箕面ビールBEER BELLY」の醸造設備を借りた。浦和レッズの大ファンという小林さん。店を構えるまでは、海外も含めてほぼ全試合を見に行ったという。「ビールは、6月に店のスタッフと浦和好き、ビール好きの有志で仕込んだ。大宮アルディージャのチームカラーはオレンジ色なので、果物のオレンジを丸ごとつぶした。果汁や皮をたっぷり使っている。浦和レッズが対戦相手をつぶす勢いで勝利してほしいという気持ちが入っている」と小林さん。一方「こうして遊びの要素も入れながらサッカーと地域を盛り上げたい。海外では、スポーツ観戦にビールが一役買っている。当店のオリジナルビールを提供することで、サッカーの応援をより楽しめるのでは」と笑顔に。

 来店した30代の女性は「ビールを造った理由が面白い。オレンジの香りが爽やかで軽い口当たり。ぐいぐい飲んでしまう」と話す。小林さんは「ビールは無くなり次第終了。予定では2週間くらい」と話す。

 店内のモニターでは8月5日(19時キックオフ)の試合を放送する。小林さんは「大宮を飲み尽くす、という勢いでクラフトビールを飲み干していただければ」。

 営業時間は月~金17時~25時、土・祝13時~25時、日13時~23時

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