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北浦和で「ソックモンキー」作りワークショップ

北浦和でソックモンキーづくりワークショップ

北浦和でソックモンキーづくりワークショップ

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 北浦和にあるアートフラワー店「ベルフィオーレ」(さいたま市浦和区北浦和1)のアトリエで5月24日、「ソックモンキー」作りワークショップが開催された。主催は「LO&PE365(ロープ・サンロクゴ」。

さまざまな年代から9名の参加者

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 靴下で作ったサルの人形「ソックモンキー」は、今から100年以上前のアメリカの炭鉱地で子どもへのクリスマスプレゼントとして生まれた物。その生い立ちやストーリー、温かみのある姿形から現在も全世界で作り継がれているという。

 2009年から「笑顔を増やす」をコンセプトに北浦和で活動を展開している同団体。同ワークショップは8年前からさまざまな会場で、これまで100回以上開催している。東日本大震災以降は、2020年まで継続する被災地応援活動「ソックモンキープロジェクト」に取り組んでいる。作り手から集めたソックモンキーを南三陸町に贈り、これまで5年間で3500体以上を贈った。

 同団体代表の世古口まりかさんは「続けているといいことがある。輪が広がり、仲間が増える。続けることによって、「今年は忙しくて行けないが、次の年は参加できという人も出てくる」と話す。

 この日のワークショップには、さまざまな年代の女性9人が参加。今回が初参加の人もいれば、1年以上ぶりの人、すでに10匹以上作っている人の姿もあった。参加した30代女性の一人は「ソックモンキーは知っていたが、もっと難しいと思っていた。作ってみたら思ったより簡単で面白かった」と話す。

 世古口さんは「ポイントはしゃべりながらやること。ワークショップはだいたい3時間以上かかる。それを聞くと長いと思う人もいるが、しゃべりながらやればあっという間。それだけでなく、ゆっくり時間をかけて、自己紹介をしながら昼ご飯を食べる。参加する人がおいしい漬物をもってきてくれたりする。ソックモンキー作りは年代の違う人々が集まり井戸端会議をする『昔の洗濯場』のような感じ」と笑顔を見せる。

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