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元レッズ鈴木啓太さんら醸造「浦和オリジナル瓶ビール」 オンライン飲み会も

オリジナルビールを醸造した(左から)小林健太さん、阿部和永さん、鈴木啓太さん、角田修一さん

オリジナルビールを醸造した(左から)小林健太さん、阿部和永さん、鈴木啓太さん、角田修一さん

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 浦和レッズの元選手やサポーターら4人によって醸造されたオリジナルのクラフト瓶ビールを、浦和のクラフトビアバー「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァ ウラワ)」(さいたま市浦和区東仲町25、TEL 048-711-1401)が5月30日から、320本限定で販売する。

オリジナル瓶ビールを手にする鈴木啓太さん

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 J1リーグホーム開幕戦の時期に合わせてビールで浦和の街を盛り上げようと、今年1月に仕込みを行ったビール。もともとは2月末にたるを開栓してのお披露目イベントを企画していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で見送りとなっていた。同店が期限付酒類小売業免許を取得し、酒類のテークアウトが可能になったことから、瓶ビールでの販売が実現した。

 醸造したのは、元浦和レッズの鈴木啓太さん、レッズのサポーターグループの元リーダーでグラフィックデザイナーの角田修一さん、「T.Y.HARBOR BREWERY(ティー・ワイ・ハーバー ブルワリー)」の醸造長で浦和出身の阿部和永さん、同店店主の小林健太さんの4人。

 ビールのタイプは、「RED X(レッドエックス)」というモルトを使用し、浦和レッズのチームカラーである赤色がかった液色の「レッドセッションIPA」。今回はプロトタイプ(試作品)という位置付けで、6月後半には第2弾としてパッションフルーツを使用したヘイジーIPAの提供を予定している。

 同店は新型コロナウイルス感染症の影響により、姉妹店の休業や営業時間の短縮など、営業の縮小を余儀なくされた。店舗を継続するために、テークアウト販売や、付き合いのある農家の野菜を販売するマーケット、さいたま市内のハンドメード作家らのグループ「さいたまのつくりての輪」による手作りマスクの販売など新しい取り組みを始めており、「オンライン飲み会」もその一つ。ビデオアプリのZoom(ズーム)を使い週に2回程度、オンライン上でスタッフと客とが交流し、ゲストが登場することもある。5月31日には、ビールを醸造した4人が参加するオンライン飲み会を予定している。

 同店店主の小林さんは「街を盛り上げるビールとして元選手やサポーター、造り手、店が協力して自ら『自分たちが飲みたいビール』を醸した例はほかに無いと思う。ぜひ家で楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。

 1本330ミリリットル入りで800円。6本セットはうち1本にサイン入り、オンライン飲み会参加券付き。オリジナル瓶ビールの販売は12時から、オンライン飲み会は31日20時からの予定。

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