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与野本町で脚本家・金城哲夫さんテーマに創作落語 ウルトラマンの「生みの親」

店主で主催の山田さん

店主で主催の山田さん

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 ウルトラマンの生みの親である金城哲夫さんを題材にした落語「うるとら哲夫」が12月23日、カフェギャラリー南風(みなかぜ)・蔵の家(さいたま市中央区本町西2、TEL 048-764-8850)で上演される。

イベントフライヤー

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 金城さんは沖縄出身の脚本家で、ウルトラマンやウルトラセブンの脚本を務め、1976(昭和51)年に不慮の事故で38年の若さで急逝した。金城さんをテーマにした落語を演じるのは、同じく沖縄出身の「うちな~噺家志ぃさ~」こと藤木勇人さん。金城さんが円谷プロを辞めて沖縄に帰る前夜の話を創作落語で語る。金城さんが円谷プロに勤める前に監督脚本を務めた映画「吉屋チルー物語」も上映する。同作品は実在する遊女で女流歌人であった吉屋チルーの悲恋を描いたもので、沖縄では有名な物語。映画に藤木さんが翻訳字幕を付けたものを会場で上映する。

 会場となるカフェギャラリー南風はステージやギャラリーを併設した沖縄料理店。店主で同イベントを主催する山田ちづこさんは「今年は金城さんの生誕80年。彼がウルトラマンに託したものは何か。平和へのメッセージが込められている。ウルトラマンと沖縄への縁を、見て、聞いて、楽しんでほしい」と意気込みを話す。山田さんも沖縄出身で、金城さんの妹と同級生だった。

 時間は1回目が13時~15時30分、2回目が16時30分~19時。入場料は3,000円(1ドリンク付き)。

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