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浦和で祖父母を対象に「まご大学」 絵本の読み聞かせ体験

絵本を読み聞かせ合う参加者

絵本を読み聞かせ合う参加者

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 中浦和の手作り孫育てグッズ工房「BABAラボ」(TEL 048-799-3214)が6月18日子育てならぬ「孫育て」を学ぶ「まご大学」第2回セミナーをさいたま商工会議所会館で開いた。

和室で開催(関連画像)

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 同大学は、祖父母世代と親世代の子育てのギャップと心の距離を縮めて、多世代で孫育てを楽しむための学びの場として、同工房が始めた取り組み。全5回の開催で第1回は5月21日に行われ、7名人の参加者が「孫を預かる時のトラブル回避法」を学び、スタッフから母親世代の本音を聞いたり、参加者同士で交流を深めたりした。

 第2回のテーマは「良い絵本の選び方&読み聞かせポイント、孫に喜ばれるプレゼントの方法」。大人のための絵本の読み聞かせなどをする絵本セラピストの森實摩利子さんが講師となり、持ち込んだたくさんの絵本の読み聞かせを行い、参加者同士でも読み聞かせをするなど、実際にいろいろな絵本を体験した。

 1歳と10カ月の孫がいる南区から参加の山田さんは、「こんにな楽しい絵本の世界があることをもっと早く知りたかった。自分の時は余裕がなかった」と自身の子育てを思い出したという。

 同工房では、「おばあちゃんによるおばあちゃんのための孫育てグッズ」を制作。地域のおばあさんや子育て中の母親たちがミシンや刺しゅうなどで制作した商品を販売したり、ものづくりワークショップを開いたりしている。

 今回のまご大学について、「たまにはBABAラボを飛び出してみようと思った」と同工房の桑原静さん。「共働きが増え、ますますおじいちゃん、おばあちゃんの出番が増えているが、自分たちの子育ての時とは勝手が違い戸惑っている人も多い。祖父母世代、親世代がお互いに理解できれば、孫育てを皆で楽しんでもらえるのでは」と語る。

 第3回は7月16日、「スマホやタブレットでLINEを使いこなそう。嫁や娘とのコミュニケーション術」を行う。問い合わせは同工房まで。

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