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浦和にイタリアン「アズーリ クラシコ」-市内産ヨーロッパ野菜と武州和牛使う

食材の鮮度にこだわる店と地元生産者に新たな道模示す

食材の鮮度にこだわる店と地元生産者に新たな道模示す

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 浦和伊勢丹7階に3月29日、本格イタリアンを提供する「Azzurri Classico」(さいたま市浦和区高砂1、TEL 048-831-5555)がオープンする。席数は60席。

浦和伊勢丹7階にオープンする「Azzurri Classico(アズーリクラシコ」(関連画像)

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 運営は浦和区に本社を置くノースコーポレーション(さいたま市浦和区仲町1、TEL. 048-824-1500)。浦和、大宮を中心に3店舗を展開し、4店舗目となる同店は埼玉県が認定する「埼玉S級グルメ」に選ばれたトラットリア アズーリ(さいたま市南区別所7、TEL 048-710-5300)の姉妹店。

 同店のこだわりは「食材」。さいたまヨーロッパ野菜研究会による市内産のヨーロッパ野菜と埼玉ご当地和牛の武州和牛など、埼玉の食材を使った本格的なイタリアンを提供する。

 食材の鮮度にこだわるオーナーの北さんは、自身もソムリエの資格を持つほど味に厳しく、これまでも本場の味を出すために現地から多くの食材を輸入してきた。一方で、鮮度や価格の面では地元産に勝るものはないと、食材の地域ブランド化や地産地消の機運が高まる中、ヨーロッパの野菜の地元生産・流通に取り組む「さいたまヨーロッパ野菜研究会」を支援してきた。同店でも積極的にその食材を取り入れている。

 24日に行われたレセプションでは、研究会所属の生産者たちがこれまでの苦労とおのおのが生産した食材を説明し、武州和牛のブランド化に取り組む生産者らもこれからの展望と決意を語った。

 「日本産の食材が海外で再評価されている現在、今後順調にいけば、海外への輸出も視野に入れることができる」と北さん。

 営業時間は、ランチ11時~15時、ディナー15時~22時。

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