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浦和の空き家活用コミュニティースペース、インターネットで資金調達へ

クラウドファインディングを活用する資金調達をスタートした、北浦和のコミュニティースペース「AGURA」

クラウドファインディングを活用する資金調達をスタートした、北浦和のコミュニティースペース「AGURA」

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 北浦和にあるコミュニティースペース「AGURA」(さいたま市浦和区元町1)6月20日、改修費と備品代を調達するためのクラウドファンディングをスタートした。

クラウドファインディングを活用する資金調達をスタートした、北浦和のコミュニティースペース「AGURA」

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 同スペースは2016年6月1日にオープン。築30年の空き家を「女性活躍支援」「多世代交流」を目的としたコミュニティースペースとして活用している。運用していくためには施設改修の必要があり、備品購入などの費用もかかる。そこで地域を応援するクラウドファンディンサービス「FAAVO(ファーボ)埼玉」で資金調達を始めた。クラウドファンディングとはインターネット上でプロジェクトを立ち上げて、不特定多数の人から共感を集めて支援を受けることで資金を調達するサービス。

 同スペースは、「地域を元気にしたい」と考える建築士・宅地建物取引士・行政書士・NPOスタッフ・ライターなどのグループで運営。以前から地域活性化のための空き家活用について研究を行っていた。同グループが、空き家のオーナーから「地域の交流のために使ってほしい」という要望を受け、スペースの開設に踏み切った。

 「私たちは普段から社会貢献活動に関わるメンバーもいて、さまざまな場面で活動する場所がほしいという声を聞いてきた」と、同グループ代表で建築士の本山千絵さん。「AGURAのオープニングにはシニア世代から子育てママまでたくさんの世代が遊びに来てくれた。この場所をさらに使いやすくするための支援をお願いしたい」と呼び掛ける。

 目標金額は60万円。募集は7月31日まで。

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