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北浦和のクラフトビアバー「ビアハンチングウラワ」10周年 記念ビールも

(手前左から時計回りに)「BEER HUNTING URAWA(ビア・ハンチング・ウラワ)」代表の小林健太さん、店長の野口貴滉さん、「U.B.P BREWERY(ユー・ビー・ピーブルワリー)」の早野友行さん、ブルワーの丸山魁さん

(手前左から時計回りに)「BEER HUNTING URAWA(ビア・ハンチング・ウラワ)」代表の小林健太さん、店長の野口貴滉さん、「U.B.P BREWERY(ユー・ビー・ピーブルワリー)」の早野友行さん、ブルワーの丸山魁さん

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 北浦和のクラフトビール専門店「BEER HUNTING URAWA(ビア・ハンチング・ウラワ)」(さいたま市浦和区北浦和4)が11月14日で10周年を迎えた。

10周年記念ビールの「キャプテンマーク」

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 最大10タップのビールサーバーで全国各地のクラフトビールを提供する同店。店主の小林健太さんが浦和レッズのサポーターとして遠征先で訪れたパブでの経験から、「サッカーのまち・浦和でクラフトビールを楽しめる場所をつくりたい」と2015(平成27)年に開いた。

 小林さんは「10年残る飲食店は世の中で8%と言われる中、続けることができた。コロナ禍で営業が制限された時期が2年ほどあったので、まだ10年の実感はない」と振り返る。コロナ禍の酒類提供自粛期間にはハンバーガーのランチ営業を期間限定で行い、缶ビールのテイクアウト販売を始めるなど、工夫を重ねてきた。2018(平成30)年には2号店「BEERNOVA URAWA(ビアノヴァウラワ)」(東仲町)、2022年にはブルワリーとパブを併設した「U.B.P BREWERY(ユー・ビー・ピーブルワリー)」(高砂2)をオープンした。

 10周年を記念し、Y.MARKET BREWING(名古屋市中村区)とのコラボビール「Captain Mark(キャプテンマーク)」(レギュラーサイズ1,200円、スモールサイズ840円)を造った。ビアスタイルはオーディナリービターで、アルコール度数は4.5%。醸造に参加した野口貴滉店長は「サッカーチームの主将がキャプテンマークを引き継ぐように、歴代スタッフからこの店を受け継いだ思いを込めた。10年間の思い出を語り合いながら飲んでもらえれば」と話す。

 今月16日まで、志賀高原ビール(長野県山ノ内町)の限定ビールも提供する。インペリアルIPA「其(そ)の十」、麦雑穀工房マイクロブルワリー(小川町)とのコラボビール「Quadrupel」など、流通量の少ない13銘柄を順次開栓する。

 小林さんは「10年前はクラフトビールを飲める店が限られていたが、今はどの駅にも店がある。この先も15年、20年と生き残れるよう、設備の更新など新しいことに取り組んでいきたい」と意気込む。

 11月の営業時間は、平日=17時~24時、土曜=14時~24時、日曜・祝日=14時~22時。当月の営業時間と店休日はSNSで知らせる。

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